「生き方」を読みました

京セラ創業者 稲盛和夫さんの「生き方」を読みました。 稲盛さん自体、元々研究者としてスタートされている方で自分の職種とも少なからず似てるということもあって、どんな考え方をしてらっしゃるのか、何が一番大切だと考えてらっしゃるのかを知りたくなりました。

一番大切なことって何なのか

本の中で稲盛さん自身がおっしゃっているのは 人生・仕事の結果 = 考え方 x 熱意 x 能力 という方程式があるということ。

そして 「考え方 x 熱意 x 能力」 はそのまま優先順位順になっていて、 一番大切なのが 考え方 次に 熱意 最後が 能力 の順で大切です、と。

ポイントは 掛け算になっている ことと、 考え方にはマイナスがあるということ。 つまり 考え方 がマイナスだと、熱意や能力が高いほどマイナスの掛け算でかなり悪い結果となってしまう。

これはこれまでの人生を振り返ってもかなり当たっている。 能力が高い人が犯す罪はその影響も広いし、罪も重い。

「よい考え方」とは何なのか

稲盛さんは、良い考え方を、 つねに前向きで建設的であること。 感謝の心をもち、みんなといっしょに歩もうという協調性を有していること。 明るく肯定的であること。 善意に満ち、思いやりがあり、やさしい心をもっていること。 努力を惜しまないこと。 足るを知り、利己的でなく、強欲ではないこと としている。 小学校の標語のようなすごく当たり前のことだけど、これが大切だと。 確かに当たり前のことなんだけど、これをすべて出来る人はなかなか思いつかない。

これまでを振り返ってみて

ここで自分のこれまでを振り返ってみた。色んな反省もある。

逆に自分の苦手な人も分かった。それは 能力は高いけど、考え方があまりよろしくない人。 数としては本当に一握りだけど、こういう方が確かにいらっしゃる。

やっぱり 一緒に働きたいと思える人かどうか は大きなことを成す上で本当に大切な要素だし、 それもその方の一つの大事なスキルだと感じた。

まとめ

ちょっと脱線してしまったが、やっぱり人として当たり前の事を当たり前に出来る人は強い。 生き方はこれまでの自分を振り返ってみても色んな発見がある、とにかく良い本だった。

常に反省する気持ちを持って、一歩一歩進んでいかないとなと思った。