「すべての仕事は10分で終わる」を読みました
元 LINE 社長、今は C Channel の社長をされている森川亮さんが 2018 年 5 月に出せれた本「すべての仕事は 10 分で終わる」を読みました。 最近サービル開発がメインで、本からのインプットが減ってるなと感じていて、何か読もうと探していた時に見つけた本です。
本のタイトルを最初見た時は、「いやいや流石に10分で終わらない仕事もあるでしょ」
だったのですが読み終わった今としては、「確かに10分で終わるな」
です。
なぜ 10 分で終わるのか
この本の一番最初に書かれていて、そして自分がこの本で一番刺さったのは、 タスクを10分で出来る内容に分割して取り組む
ということでした。
「すべての仕事は 10 分で終わる」というのはつまり、10分に分割された仕事だから10分で終わる
という意味。
これはプログラミングにも通じるところがあって、どんな大きい機能の開発も小さいタスクに分割可能で、小さく区切った方がいざ作業する時に何をすれば良いか明確だし、ソースコードも見やすいしレビューもしやすいメリットがある。 たぶん何となく作業に入ってしまうより、最初にタスクを分割して作業に入った方がアウトプットまでのスピードも早いんじゃないかなと思います。
スピード感を持ったアウトプットをするために
この本で一番重きを置いているのはスピード
とアウトプット
それを阻害することを徹底的に排除すべき、もしくは 10 分で終わらせるべきとしています。例えば
- 会議
- 議事録
- 社内用レポート
- 仕様書、事業計画書
- 日頃の情報収拾
- 読書
- メール
これらはアウトプットするためのあくまで補助的な役割、なのでそこに時間を使いすぎないようにすること、としています。
確かに。本来、補助的な役割なのにそれをこなしていると何故か仕事した気持ちになる。でも実際のアウトプットは大したことをしていない。これは色んな場面である気がする。
質の高いアプトプットが出せないのでは?
この当然出てきそうな回答もこの本で挙げられていました。
「どうせ変わることに時間をかけない、それより早くリリースして改善していく方が、最終的なゴールに早く到達する」
「最初から完璧を求めない」
特にインターネット業界だと本当にこれだなと思いました。実際に
LINE 2011年4月末 開発スタート → 2011年6月23日 リリース
楽天 1996年秋 開発スタート → 1997年4月 プレリリース
これだけ早くリリースに持っていってるから、たぶんリリース時の質はそこまで高くなかったはず。
でもそこから改善を繰り返して今の成長になったのが事実。
そう考えるとやっぱりスピード
は相当大事な指標だと思いました。
まとめ
普段のタスクもスピード
とアウトプット
を最優先にしないといけないと改めて感じました。
そしてインプットが目的にならない為に アウトプットを意識したインプット
この辺りも大事だなと感じるこのごろです。