GraphQL + RailsでDBからデータ取得までのメモ
GraphQL + Rails な環境で、
DB のusers
テーブルの中のid
とemail
をGraphiQL
上で取得するところまでのメモ
最終的に http://localhost:3000/graphiql にアクセスして、下記のクエリを実行して、
query {
user {
id
email
}
}
下記になったらゴールのところまで
{
"data": {
"user": {
"id": 1,
"email": "[email protected]"
}
}
}
まずは rails プロジェクトを作成
rails new graphql-rails-example
DB 作成
rails db:create
Gemfile
に'graphql'
を追加(これを書いてる時の最新バージョンは 1.8.10)
※2018 年 5 月ぐらいのバージョン 1.8+からClass-Based APIに変わり実装が変わって、
昔の.define-style
な書き方だとエラー出ちゃうので、Class-Based API
で実装していく
gem 'graphql'
インストール
bundle
graphql
は最初の雛形を作る便利な generate があるので、
それを使ってもろもろ必要なファイルを生成(Class-Based API
ベースなファイルが生成される)
rails g graphql:install
これで必要なファイルが生成されるのと同時に、Gemfile
にgem 'graphiql-rails', group: :development
が追加されて
GraphiQL
っていうブラウザ上で GraphQL の query とか mutation とかを叩いて試せる GUI が操作出来るようになるので、それをインストール
bundle
ローカルサーバーの立ち上げ
rails s
http://localhost:3000/graphiql
にアクセスして、下記の query を実行
testField
が取れるか確認する
query {
testField
}
Hello World!
が取れてたら OK!
{
"data": {
"testField": "Hello World!"
}
}
今度は本題の DB に格納された値を取得したいので、User Model を作成
rails g model User name:string email:string
migrate して、users テーブルを作成
rails db:migrate
GraphQL
用の generate コマンドが準備されてるので、
それを使って User Type を生成する
rails g graphql:object User id:Int! email:String
これでapp/graphql/types/user_type.rb
が生成される
そして、実際に DB の中にデータを入れるのでrails c
して
rails c
1 件データを挿入
User.create!(id: 1, email: '[email protected]')
User.count # 1
DB に追加した User を取得したいので、app/graphql/types/query_type.rb
に下記を追加する
field :user, Types::UserType, null: false, resolve: ->(obj, args, ctx) { User.first }
resolve
のところで、どのデータを返すのか、データを加工して返したいとかロジックを書くことができる
実際にはログインしている User をctx[:current_user]
とかで返すことになりそう
field
の書き方はClass-Based API
になって変わったので、昔の書き方だとエラーが出る
今回はサンプルなので、User.first
で最初の User を返すようにした
graphiql の方で下記の query を実行
query {
user {
id
email
}
}
下記のようにちゃんとデータが取れてたら、OK..!
{
"data": {
"user": {
"id": 1,
"email": "[email protected]"
}
}
}
参考 この Youtube の解説動画が分かりやすかったです Rails + GraphQL Tutorial - Building a GraphQL API Server